出演団体 (2024年)
防衛大学校儀仗隊
我々、防衛大学校儀仗隊は、来賓に対し儀仗を行うことを目的に防衛大学校開校後まもなく発足された伝統ある学校長直属の機関です。儀仗とは、高位者に敬意を表すために、儀礼用の武器を用いて行う敬礼を意味します。校内においては卒業式、入校式等の行事の際に儀仗を行っており、校外では広報活動の一環として、日本武道館で行われる自衛隊音楽まつりをはじめとする各種自衛隊行事、民間のイベント等においてファンシードリルの展示を行っています。本日は指先に至るまで統制されたファンシードリルをお楽しみください。
陸上自衛隊高等工科学校和太鼓部「桜花太鼓」
陸上自衛隊高等工科学校は神奈川県横須賀市に所在する陸上自衛隊唯一の高校生を対象とする教育機関であり、全国から集まった仲間と寮生活を送りながら、自衛官になるための訓練や高校生としての勉学に励んでいます。和太鼓部は高等工科学校のクラブ活動の一つであり、平成20年に新設され、現在15年目を迎えたクラブです。チーム名「桜花太鼓(おうかだいこ)」は、陸上自衛隊のシンボルである桜の花から名付けました。昨年度は創部以来初、和太鼓の全国大会に神奈川県下の高校の代表チームとして出場を果たしました。桜花太鼓は、全国各地の自衛太鼓チームと同じように、台を使用せず、床に直接据え置いた太鼓を演奏するスタイルが特徴とされる、北海流の流れを汲んでおります。本日演奏する『一空~猛る鼓魂~』は令和3年8月に和歌山県で行われた全国大会で披露させて頂いた桜花太鼓のオリジナル曲をアレンジしたものです。一空とは字の通り、たった一つの空を意味します。現在、世界中の人々がコロナ禍で苦しんでいる中、身近にいる人とも気軽に会うことが叶わず、孤独感を感じている人も多いと思います。このような状況でも、世界は一つの空で繋がっており、決して一人ではない、元気を出して欲しいという思いを込めて作りました。桜花太鼓の心揺さぶる力強い演奏を聴き、一人でも多くの方に活力を感じて頂けたら幸いです。
海老名中学校
こんにちは、本日は第45回神奈川自衛隊「音楽まつり2024」の開催誠におめでとうございます。海老名中学校は、海老名市の中心部にあり、JR相模線と小田急線及び相模鉄道の海老名駅から徒 歩10分の位置にあります。奈良・天平時代の遺跡である相模国分寺境内跡の南端の座間丘陵と中津原台地の境界にあり、遙かに秀峰富士を仰ぐ眺望絶景の地にあります。駅周辺には市役所、消防署、警察署などの公共施設や大型店舗などが多く集まり市の中心をなしています。吹奏楽部は1,2年生38名で「音楽を全国へ」というスローガンを掲げ元気に活動しております。県内の吹奏楽部とのジョイントコンサートや市や地域のイベントでの演奏を積極的に行っています。また、コンクールでは2017年度以降東関東大会に5回出場し4回金賞を受賞、2021年には全日本吹奏楽コンクールに出場し金賞を受賞しました。今年も先輩から引き継いだ「海老名の音楽」を新しいメンバーで大切に育てている最中です。まだまだ拙い演奏ではありますが全力で演奏いたします。よろしくお願いいたします。
海上自衛隊横須賀音楽隊
海上自衛隊横須賀音楽隊は、音楽を専門とする部隊として、1954年(昭和29年)1月に発足し、1974年(昭和49年)4月、横須賀地方総監直轄の音楽隊として正式に編制が認められました。宮城、山形、福島の東北3県、関東、中部地方を中心に、「隊員の士気高揚のための演奏」「儀式、式典における演奏」「広報のための演奏」を主たる任務として演奏活動を行っています。また、海上自衛隊音楽隊の特徴として、毎年実施される遠洋練習航海に、練習艦隊音楽隊員として隊員を派出し、国際親善にも貢献しています。2014年12月に、米国J.P.スーザ財団より、世界の優れた軍楽隊(コンサートバンド)に贈られる最も名誉ある賞「ジョージ S.ハワード大佐顕彰」を受賞しました。
https://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/